うつ病（真面目で几帳面な人ほど罹病リスクが高いといわれています）って、結局、精神病の一種じゃないの？

そんな風に思っている人も多いのではないでしょうか。

それでは、うつ病と精神病（いずれにしても、放置していれねそのうち治るというものではありません）との違いには一体どういった事があるのでしょう。

まず、「精神病」だからと言って、これはとても曖昧な疾患なのです。

脳に原因がある場合にも、原因が判らない心の病気も、また、幻覚や妄想が出る病気も、全て精神病と呼ぶ場合があります。

けれど、現在の精神医学では、一般的に「統合失調症（精神分裂病）」と「双極性障害（躁うつ病（真面目で几帳面な人ほど罹病リスクが高いといわれています））」が精神病に分類（あくまでも人間による人間の都合に合わせたものともいえるかもしれません）されているようです。

うつ病は精神疾患である事に変わりありませんが、精神病とは違い、「精神障害」になります。

神経症や心身症、人格障害（仕事が続かなかったり、友人が少ないという特徴が現れることもあります）等も精神障害に当てはまってます。

ここで、その患者（そう呼ねれないように、常日頃から健康には留意しましょう）がうつ病（細川貂々さんのエッセー漫画「ツレがうつになりまして。」が話題になりました）か精神病かの判断を行うポイントですが、これはとても困難と言えます。

それは、うつ病であっても精神病のような症状が表れる場合があるからです。

特に、精神病の初期段階ではうつ病（なかなか自分では自覚できないため、治療が遅れてしまうことも多々あります）のような症状が出るパターンが多いようです。

とりあえず、うつ病（朝が特に症状が強く、夕方以降は少し楽になることもあるようです）か精神病かの判断基準は、本人の自覚無しに強い妄想（全くしないよりは多少はした方が、人生の豊かになるのではないでしょうか）があらわれ、それが一定期間続くかどうかだと言えます。

けれど、この判断は専門医でも困難のだとかので、うつ病（藤原紀香主演のドラマの題材にもされましたね）の症状だと感じた場合には早目に専門医を受診するようにして下さい。

うつ病か精神病（時には、病気だと認識することで、対処方法がわかったり、気持ち的に楽に慣れることもあるかもしれません）かで、治療の方法も異なってきます。

決して自己判断せずに、適切な処置を受けるようにしましょう。










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